機内食その1

bonin

2010年09月28日 22:01


機内食その1は、ブラジリア上空で出ました。
チキンとビーフで、今回はチキンを選びました。

今回の座席は79A、ご一緒した方は、79Bは空席、79Cはカンポ・グランディ(Campo Grande)からさらに奥に行った、パラナ州とパラグアイの国境近くに移民した防府ご出身の一世の方でした。

真ん中が空いて、にわかファーストクラスでよかったですね、と喜び合いました。
昔の客車よりマシです。門司港発福知山行きなんか食事出ませんでしたよ。

満州生まれで、父親はシベリア抑留(遅れて無事復員)、母親と幼少期に引揚げて来られ、日本でも苦労され、50年前に単身移民されたとか。本当に頑張って来られ、両親の死に目に逢えなかったので、この度墓参りだそうです。
つまり、山口の地元で言う「防行(ぼうこう)」です。


ブラジル国籍を持つ日系人は、アメリカで給油するときの入国の許可がなかなか出ないそうで、しぶしぶJALを避けるようになったんだそうです。
週3便がニューヨーク経由ではなく、うち2便をカナダとかメキシコ経由にしたらよかったんじゃないでしょうか?


この便に米州支社長が乗っているので、質問してみましょう。

カンポ・グランディといえば、沖縄そば!。この機会に尋ねてみました。
「そうです。カンポ・グランディでは、そばといえば、沖縄そばですね。たくさんいらっしゃいますよ」
鉄道建設の名目でたくさんの沖縄移民が来られたとか。

次は、カンポ・グランディでそばを食いまくろう!
※ブラジル行きがなかなか大変です。ドバイ経由がいいかな?

関連記事