地方出版文化功労賞受賞!

bonin

2011年07月20日 04:13


岩下明裕編著『日本の国境:いかにこの『呪縛』を解くか』(2009年12月18 日刊行)が、
このたび第24回地方出版文化功労賞を受賞いたしました(近日中にHPは更新されます)。
関係各位のご指導・ご協力の賜物と、謹んで感謝とご報告を申し上げる次第です。

日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか

編著: 岩下明裕
2009 年 12月
北海道大学出版会
ISBN 978-4-8329-6717-5
定価1600円

この書籍は、スラブ・ユーラシア叢書第8巻として刊行されました。

目次
序章 岩下明裕 「辺境」からの問いかけ 1

第1部 海洋国家日本-「呪縛」との闘い
第1章 山田吉彦 海に広がる国境の島々 15
第2章 長嶋俊介 離島と国境-行政概史と経営戦略 35
第3章 黒岩幸子 北辺国境地帯「北方領土」 65
第4章 原貴美恵 北方領土問題解決試案-北欧のオーランド・モデルから 93

<エッセイ> 工藤信彦 国境幻想-樺太で生まれ育ったものとしての 115
<エッセイ> 須藤真哉 北方領土問題の打開へ-カギ握る戦略的「四島返還」 123

第2部 国境イニシアチブ-「辺境」からのまなざし
第5章 田村慶子 国境島嶼を考える-小笠原国境シンポジウムから 135
第6章 古川浩司 国境地域の挑戦-自治体主導の「国際政策」にむけて 149
第7章 山上博信 「屋敷まわり」としての小笠原 179
第8章 佐藤由紀 国境島嶼・小笠原の位置どりと国境意識-母島におけるアンケート調査を手がかりとして 199
第9章 金成浩 オキナワ・パブリック・ディプロマシー 225

あとがき-「境界研究の拠点形成」にむけて 243

<詩> 工藤信彦 国境 i
   領土 133
索引
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