震災関連資料を永年保存~神戸市長
この時期になると、阪神大震災の被災者である私はチムワサワサし始めます。
そんな中、大阪読売でこんな記事が ↓
「震災関連資料を永年保存」神戸市長が表明1月9日13時15分配信 読売新聞
阪神大震災から17日で15年となるのを前に、神戸市の矢田立郎市長(69)は、読売新聞のインタビューに応じ、震災に関連する復旧や区画整理、救急活動などの資料を整理し、永年保存する考えを明らかにした。
膨大な記録を保管するか処分するか判断が迫られる時期が来たということもあるんじゃないでしょうか?
さて、もう少し記事を見てみましょう
ほとんどが公文書で、国との協議内容や要望、区画整理、廃棄物処理など復興に向けた市の取り組み、消防救急活動の記録など多岐にわたる。被災者が提出した罹災(りさい)証明や融資申し込み申請書なども含まれる。
罹災証明が残るというのは、大事なことですねぇ。
市の文書管理規程では公文書の保存年限は種類別に「1年未満」から「永年」と定められている。市が2006年11月に各部局や区役所を調査したところ、震災関連資料は期限が過ぎても残していた。しかし、保管場所はバラバラで、整理されておらず、市企画調整局と中央区役所が今年度から、試験的に目録を作成し始めている。
文書の適切な保管には適切な分類と目録作成が大切ですよね。がんばってください。
震災資料室-阪神・淡路大震災の記録
この中の
震災-あの時役立った私の知恵 あったあったそんなこと、みんな苦労してしのいだなぁ~という話が満載です
たとえば、
チリ取り
意外と役立ったものは「チリ取り」。室内の掃除の時ではありません。地中の水道管が破裂、断水の時、アスファルトのヒビ割れからしみ出すように流れる水道水。これをすくい取るためには、他の物では不可能。そんなキタナイ水、飲めるか!とお思いでしょうが、ゴミを沈殿させ、塩素を少量加え、かきまぜた後、沸騰させれば問題なし(塩素とは、いわゆる「ブリーチ」のことです)。トイレの水用にであればもちろんそのまま使えます。
(須磨区、34歳、男性)
道路から水道水がチョロチョロ出てくるんですよ。
これを寒い中何時間もかけて汲むんですよ。
風呂も大変でしたよ。
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