島嶼コミュニティ学会の第3回研究発表会が、12月14日東洋大学で
開催されます。
わたくしが個人的に興味があるのは、1本目の報告
八重山に集まった人々と物資の検討
――サンフランシスコ講和前後の刑事裁判記録を中心として
です。
拙著でも沖縄奄美小笠原の復帰と密航に関して記したことがありますし、
国立公文書館で復帰前の与那国治安裁判所の記録が公開されたりで、
新しい話題に事欠かない状況です。
過去記事:(拙著について)2012年03月13日『越境とアイデンティフィケーション』表紙完成♪
与那国にあった裁判の記録
簿冊情報
簿冊標題 民事第一審裁判原本(ハ)(判決) 1951.12.31.確定
階層 司法文書>裁判文書(司法府より移管)>福岡高等裁判所
請求番号 分館-12-056-00・平23裁判00793100
作成部局 与那国治安裁判所
年月日 昭和26年12月31日 - 昭和26年12月31日
第3回 島嶼コミュニティ学会研究発表会
開会挨拶 13:00~13:10
1.八重山に集まった人々と物資の検討
――サンフランシスコ講和前後の刑事裁判記録を中心として
小池 康仁 (法政大学沖縄文化研究所) 13:10~13:40
2.信教の自由とキリシタン集落――明治初期の熊本天草地方を事例に
内藤 幹生 (大正大学大学院修了) 13:40~14:10
3.八丈島中之郷の地域社会をめぐる考察――コーチ・部落の本質と特色
立柳 聡(福島県立医科大学) 14:10~14:40
4.行政主導型地域自治組織の組織化と運営をめぐる課題
――広島県呉市、島嶼部合併町を事例として
山田知子(比治山大学) 14:40~15:10
休憩 10分
5.「聞き書き」の「島起こし」における可能性――志々島(香川県)での実践からの報告
土屋 久(共立女子大学・順天堂大学) 15:20~15:50
6.限界集落における緩やかな観光地化とその要因
――沖縄県宮古島市大神島大神集落の事例
堀本 雅章(法政大学沖縄文化研究所) 15:50~16:20
休憩 5分
総括 16:25~16:45
日 時: 2013年12月14日(土) 13:00~17:00(受付 12:30から)
場 所: 東洋大学6号館 6204(会場) 6205(控え室)
連 絡: 東洋大学社会学部 松本誠一研究室 matsu1@toyo.jp
資料代: 200円
写真は、青ヶ島ヘリポートを飛び立つ東京愛らんどシャトル(一般旅客定期便)