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2010年09月29日

取材を受ける乗客


サンパウロから成田に到着した乗客を取材するマスコミ
9月29日成田空港到着ロビーにて

関係記事のばっすい  ↓

ブラジル直行便、最後のフライト=32年の歴史に幕-日航
 【サンパウロ時事】会社更生手続き中の日本航空の最長路線である成田-ブラジル・サンパウロ線(ニューヨーク経由)の最後のフライトが27日、サンパウロを出発し、1978年の就航以来32年の歴史に幕を下ろした。同線は日本とブラジルを結ぶ唯一の直行便で、ブラジル日系団体は約1万2000人分の署名を集め、存続を強く求めていた。
 サンパウロ近郊の国際空港にある日航カウンターには同日夜、「ご愛顧ありがとう」の横断幕が掲げられた。福井県に行くという介護士の日系3世、伊藤ヨウコさん(65)は「便利で何回も乗ったので、なくなるのは寂しい」と惜しんだ。同社によれば、最終便の搭乗率は約90%。

日本航空・サンパウロ発最終便TAKE OFF
2010年9月28日13時06分 読売新聞
 【サンパウロ=浜砂雅一】会社更生手続き中の日本航空がブラジル・サンパウロ―成田線(ニューヨーク経由)から撤退することになり、サンパウロのグアルーリョス空港発の最終便が27日夜(日本時間28日午前)、日本に向けて飛び立った。

 同路線は1978年に定期便が就航。日本の航空会社が運航する路線としては最長距離だった。約150万人といわれる日系ブラジル人にとっては、日本との絆(きずな)の象徴でもあり、日本への里帰りに利用されてきた。(以下略)

日本航空:ブラジル便32年で幕 祖国直結最後の翼 日系人「懸け橋なくなり寂しい」
毎日新聞 2010年9月30日 東京朝刊
 会社更生手続き中の日本航空が経営再建のため国際線ネットワークを大幅に縮小する中、ブラジル・サンパウロ-成田線も29日、最終便(ボーイング747-400型)が成田国際空港に到着した。32年間にわたって運航し続けた日航の路線廃止で、日本と南米を結ぶ航空路はなくなった。

 ブラジルでは日本からの移民や子孫ら日系人150万人が暮らしている。サンパウロ線は日航の最長路線で、成田空港が開港した1978年に就航。日系人にとっては祖国と直結する翼だった。路線が廃止されると、日本で就労する日系ブラジル人の往来も不便になる。かつて日本への直行便を運航していたバリグ・ブラジル航空は既に経営破綻(はたん)し撤退。格安航空会社(LCC)の新規就航予定もないため、今後は乗り継ぎが必要になる。

 栃木県出身でブラジルに移住した僧侶、桑嶋(くわじま)弘道さん(67)は、これまで年1回のペースで里帰りし、求めに応じて関東各地で法要を務めてきた。「直行便がなくなると、乗り継ぎのたびに重い荷物を運ぶのは体力的に無理」といい、7月に一時帰国した際は檀家(だんか)の人々に「私が来るのは今回が最後。今生のお別れになると思います。どうかお元気で」とあいさつした。

27日夜(日本時間28日午前)にサンパウロを飛び立った最終便は、ニューヨーク経由で約25時間かけて成田に到着。261人の乗客らは機体をバックに記念撮影し、別れを惜しんだ。

日航サンパウロ線「ラストフライト」が出発
2010/9/28 11:46 日経
 【サンパウロ=檀上誠】会社更生手続き中の日本航空が事実上廃止する成田―サンパウロ線の最後の復路便が現地時間27日夜(日本時間28日午前)、サンパウロ国際空港を出発した。最終便出発を前に搭乗受付カウンター周辺では、これまで市内の支店に飾っていたB747―400型機の模型を展示、搭乗客らが別れを惜しんだ。

 同社が路線廃止でお別れイベントを企画するのは異例だが、海外最大規模の150万人の日系移民らの感情に配慮した。

 同線は同社の最長路線。ビジネス客の往来が盛んだった2008年ごろには増便も検討されたが、金融危機による出張需要減少に加え、経営再建のため同路線で使用しているB747型機の全廃が決定、この日を最後に運航を打ち切る。

 ブラジルでは日系移民を中心に廃止を惜しむ声が多い。同社から模型を寄贈された日系人団体、ブラジル日本文化福祉協会では「移民史料館に展示する。この飛行機で出稼ぎに行った人も多く、皆、懐かしく思い出すだろう。一日も早く戻ってきてほしい」(木多喜八郎会長)と話した。

日航ブラジル路線が廃止 日本の翼、さようなら
2010/09/28 12:10 【共同通信】
 【サンパウロ共同】会社更生手続き中の日本航空のブラジル・サンパウロ―成田線が27日廃止され、サンパウロ発の最終便が強い雨が降る夜空の下、グアルリョス国際空港を出発した。1978年に定期便が就航した同路線は日本の航空会社では最長距離。海外最大の日系人社会を擁するブラジルと祖国を結ぶ空の「懸け橋」だけに乗客らは「心のきずなが断たれたようだ」と別れを惜しんだ。

 これに先立ち、同日夜、空港の搭乗口前でお別れ式が行われ、乗客約250人を前に日航側が「再建を果たして再びサンパウロに戻ってきます」とあいさつ。約50人以上の職員らが機体脇の地上に下りて「ありがとうございました」との横断幕を広げ、涙をぬぐいながら手を振った。







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Posted by bonin at 15:00│Comments(0)JAL南米線
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