2013年10月18日
離職票受領@愛知淑徳大学長久手キャンパス

やればできるじゃん!離職票の発行(当たり前か…)
愛知淑徳大学の法人事務室に9月末解雇された労働者の離職票を受取りに行きました。
離職票などすぐに出すべきところ,見え見えの放置プレーをしていたのです。
過去記事:2013年10月17日離職票発行を要求@愛知淑徳大学雇止め事件
この離職票は,9月30日付で愛知淑徳大学雇止事件(※)で職を追われた
労働者(以下、「被解雇者」と言う。)のものです。
被解雇者は,9月30日付で雇止めをされ,職を失い収入がない状況に突入しました。
雇用保険の離職票は,失業後の生活の支えとなる極めて重要な証明書であり,
雇用保険法施行規則7条1項に「(退職した)翌日から起算して十日以内」に
手続きをしなければならなりません。
しかし,10月17日になってもまだ職安(ハローワーク)に提出していなかったので,
ユニオンとして,愛知淑徳大学粟野泰次事務局長に強く催促したのです。
事務局長は,慌てて翌朝手続きをし,離職票が出来上がったのですが,
1・組合員の離職票だけ慌てて作成・ハローワークに提出したのなら,
同じ時期に退職した労働者の生活が困窮したままとなる。
2・確かに,愛知淑徳大学を経営する愛知淑徳学園は,オーナー経営で旧き時代の
家族経営の様相を残している。
労使がうまくいっているときは,名古屋的な表現で「ええわええわ」でいけるのだが,
労働者が退職に追い込まれ,信頼関係が壊れているときに経営者がええわええわの
つもりでいくと,和解には辿り着かなくなる。
という2点を指摘しておきます。
画像は,愛知淑徳大学が経営する診療所等施設の案内(画像クリックで拡大)。
アースメック(AHSMEC)愛知淑徳大学 健康・医療・教育センター
医学部がないにもかかわらず,診療所を一般に開放しているのは珍しいが,
ここの医療従事者もどんどん雇止めされている。

注目すべきは,医療収入(画像クリックで拡大)。
医療収入は,着実に増額し,寄付金を上回る学校法人の貴重な収入源となっている。
スタッフをもっと大切にすれば,医療サービスの質は向上する。
平成24年度(2012年度)事業報告書「III 財務の概要」より
※愛知淑徳大学雇止め事件とは
名古屋管理職ユニオンは,嘱託職員を雇止めした愛知淑徳大学(愛知県長久手市および名古屋市千種,
学長島田修三)を
運営する学校法人愛知淑徳学園(代表者理事長小林素文)と団体交渉を継続しています。
2013年09月27日愛知淑徳大学嘱託職員雇止め事件
2013年10月03日頑固が気になる愛知淑徳大学雇止め事件
2013年10月05日愛知淑徳大学雇止め事件で要求
長時間労働や賃金未払い、労働者の使い捨て、解雇などの労働問題は、
私ども労働組合(ユニオン)が普段から対応している事柄で、その解決に得意とするものです。
まずは、お気軽に電話でご相談ください。
名古屋管理職ユニオン
連絡先
電話052-331-9001
名古屋市中区平和1丁目8-1
地下鉄東別院駅そば
Posted by bonin at 23:00│Comments(0)
│労働組合
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