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2007年09月29日

県民大会の様子

内地から気にしていましたが,事故なく盛会にて終了
今後の運動の発展を祈ります!


アメラジアンスクール浅野誠校長のレポート

北中城村の給食当番(しまにどん)さんのレポート

集団自決に軍関与、沖縄県民11万人余参加で決議採択
9月29日21時31分配信 読売新聞


 沖縄戦の集団自決に日本軍の強制があったとする表現を修正させた高校日本史の教科書検定問題を巡り、検定意見撤回を求める超党派の沖縄県民大会が29日、同県宜野湾市の宜野湾海浜公園を主会場に開かれた。

 同時開催の石垣、宮古島両市会場合わせて約11万6000人(主催者発表)が参加し、「集団自決が日本軍の関与なしに起こり得なかったことを伝えるのは我々の責務」とする決議を採択した。決議文は10月中旬、福田首相、渡海文部科学相、全国会議員に提出する。

 今回の教科書検定に対しては、県議会や県内全41市町村が撤回を求める意見書を可決した。文部科学省が応じる姿勢を見せなかったことから、県議会、県遺族連合会など22団体が県民大会を計画。県と県内全41市町村が参加した。


<沖縄>集団自決で検定意見撤回求め県民大会 11万人参加9月29日20時22分配信 毎日新聞


 太平洋戦争末期の沖縄戦で起きた住民の集団自決を巡る文部科学省の教科書検定意見の撤回を求める沖縄県民大会が29日、宜野湾市の宜野湾海浜公園であり、約11万人(主催者発表)が参加した。超党派の大会としては、約8万5000人が参加した95年の少女暴行事件に抗議する大会を大幅に上回り、歴史認識を巡る沖縄と政府の対立軸が改めて鮮明になった。大会は旧日本軍の命令、強制、誘導などの表現が削除された教科書検定を厳しく批判。検定意見の撤回と集団自決を巡る強制性の記述回復を求める決議を採択した。
 県議会など22団体でつくる実行委が主催。実行委は10月15、16日にも上京し、福田康夫首相や渡海紀三朗文科相に決議を渡す。
 壇上には仲井真弘多知事と41市町村中、首長36人、議長27人が並び、県選出国会議員らも出席した。
 実行委員長の仲里利信県議会議長は「(検定意見書をまとめた文科省の)教科用図書検定調査審議会を隠れみのにした文科省の自作自演としか思えない。県民にとって絶対に許すことはできない」とあいさつ。仲井真知事も「日本軍の関与は覆い隠すことのできない事実。検定意見の撤回要求に応じない文科省の態度は極めて遺憾」と文科省を批判した。
 県市長会長の翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長は「国は県民の平和を希求する思いに対し、正しい過去の歴史認識こそが未来のしるべになることを知るべきだ」と訴えた。また、登壇した高校生代表は「うそを真実と言わないでください。私たちは真実を学び、子供たちに伝えたい」と訴えた。
 文科省の教科書検定は3月30日に発表された。政府による米軍普天間飛行場移設作業への海上自衛隊投入(5月)も相まって、政府の沖縄に対する強硬姿勢に保革を超えた反発が強まり、県議会が2度抗議の意見書を可決したほか、6月28日までに全41市町村議会も意見書を可決した。
 一方、集団自決があった座間味(ざまみ)村で、沖縄戦当時、村助役だった男性(故人)の妹が「兄は軍の玉砕命令が下りたと言っていた」など軍の命令をうかがわせる新たな証言をするなど、生存者の証言も相次いで出てきた。
 こうした中、反基地をテーマに度々県民大会を主導してきた革新勢力とは一線を画してきたPTA連合会など教育関係団体が大会開催を模索し、自民党の支持母体である県遺族連合会も同調。県議会を中心とした県民大会へとつながった。
 また、この日は離島の宮古島市と石垣市でも同時に大会があり、計5000人が参加した。【三森輝久】
 【ことば】◇集団自決と教科書検定◇ 来春から使用される高校日本史の教科書検定で、沖縄戦で起きた集団自決について、従来認めていた日本軍の強制を趣旨とする記述に「沖縄戦の実態について誤解する恐れがある」と検定意見がついた。教科書会社は強制性に関する記述を削除、修正した。この結果「日本軍に集団自決を強制された人もいた」が「集団自決に追い込まれた人々もいた」(清水書院)など記述が変わった。文部科学省は検定意見について、集団自決を命令したとされる元日本軍少佐が裁判で命令を否定する証言をしていることなどを指摘し「最近の学説には命令を否定する記述もある。片方の通説だけではバランスが取れない」としている。

最終更新:9月29日21時22分



Posted by bonin at 22:43│Comments(2)
この記事へのコメント
以下のように集団自決の課程について異論を唱える人たちが居るのも事実です。

渡嘉敷島『集団自決』の真実
http://www.youtube.com/watch?v=6ECQNgyJ6JA
http://www.youtube.com/watch?v=KZkENPDdGKw
http://www.youtube.com/watch?v=OvcdOnYvJ3M

そういう人たちの意見も冷静に聞き、それに対して客観的な証拠を持って反論していく事も大切ではないでしょうか。
Posted by lc at 2007年10月04日 10:57
そのとおりです。
これからも議論が深まって行くことを願っています。
まずは、防衛行政を担う役人が情報公開をすることです。
Posted by BONIN at 2007年10月04日 13:00
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