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2015年09月07日
間もなく出発!サハリン国境紀行
間もなく出発!「サハリン国境紀行」
NPO法人国境地域研究センターが企画するボーダーツーリズムに関する旅,
今度はディープなサハリン国境の旅が始まります。
キーワードは「2つの国境を越える旅」。
国境その1・稚内からコルサコフ(旧大泊)
9月10日にハートランドフェリー(サハリン航路)で稚内港からコルサコフに向かいます。
稚内駅や稚内港周辺では,沖縄から夏季限定で宗谷バスまで
乗務員ともども出稼ぎに来た琉球バスと出会えます♪
宗谷バスに今年も助っ人が 琉球、那覇、堀川バスから
写真は,コルサコフ港。旧国鉄樺太東線大泊桟橋駅が一望できる丘より。
後ろを振り返ると、「ゆくしセブンイレブン!(ミニストップという添え書きもw)」
国境その2・北緯50度線を訪ねる
もう一つの目玉は、旧日ソ国境北緯50度線を訪ねる夜行列車の旅!
北緯50度線に置かれた大日本帝国とソ連を分かつ国境標石(天第1号)
国境標石(天第1号)は、サハリン州郷土博物館(旧樺太庁博物館を接収)に展示。
真岡訪問もおススメ!
上野駅や小樽駅の兄弟だった真岡駅舎は1992年に取り壊されました。
樺太鉄道写真館
さらに、真岡郵便局を訪問するのもおススメ!
今も、旧真岡郵便局のあとに、ロシア郵政真岡郵便局とズベルバンク(ロシア貯蓄銀行)が
珍しく仲良く並んでいます。
Маока - Холмск, его прошлое и настоящее
真岡占領から現在までを記録した映画
氷雪の門(真岡郵便局事件)
旅行企画書はこちら
くわしくは
エム・オー・ツーリスト(ロシア・CIS方面への旅のご案内)
2015年05月28日
稚内から一番近いヨーロッパへ!サハリン国境観光モニターツアー募集中
国境地域研究センター企画
稚内から一番近いヨーロッパへ! 2015 サハリン国境観光モニターツアー5日間
2015年6月15日(月)~19日(金)
羽田・稚内発着 添乗員同行
募集人数:30名(最少催行人数15名)
旅行代金:127,400円(稚内発着料金)
※詳細はチラシをご覧ください。
[旅行申込先]
北都観光株式会社
稚内市中央4丁目5-29
TEL:0162-23-3820
FAX:0162-22-4252
担当:米田(よねた)
営業日・営業時間:平日8:00~18:00
土・日・祝日は17:00まで
■旅行企画・実施:ANAセールス株式会社
■企画:特定非営利活動法人 国境地域研究センター
2012年09月20日
ユジノサハリンスク中央局から14日
サハリン調査の旅の最中,ユジノサハリンスク市内でちょこっと戦列離脱して,
郵便局に立ち寄りました。
ユジノサハリンスク中央郵便局は,戦前の豊原中央郵便局の跡地に建っています。
真岡郵便局のあとには,郵便局とズベルバンク(ロシアの貯蓄銀行)が同居したのも
珍しいことでしたが,歴史は引き継がれていくんですね。
さて,局内は,郵便業務のほかに絵はがきを売るコーナーもあったりして,
それなりにサービスをしているようです。
日本向け航空便のはがきは,25ルーブル(約80円弱)。
万郵連はがきがないか探したのですが,売っていないようでした。
切手売りさばき窓口で,鮮明に押印引受してほしいと交渉するも,
局員は,「自分たちの仕事ではない!ポストに入れろ」とにべも無い
反応。まだソ連時代を引きずっているかのような対応でした。
ポストに入れる前に,ガイドのアレックさんにお願いして,
鮮明に押印してくれるよう依頼するメモ書きをお願いして輪ゴムで
は束して投函。
このときに多大なお世話になったガイドのアレッグさんの活躍は,youtubeで
見ることができます。別の旅行者の記録です。
樺太 真岡訪問 2012
14日を経過して,各地から相次いで送達されたようです。
私の手元のはがきにも14日経った9月13日付の到着日付が押印されています。
送達経路はどういうルートだったんでしょうかね?
2012年09月02日
宗谷岬からサハリンを望む(8/31)
8月31日16時宗谷岬からサハリンがよく見えました。
左が宗谷岬灯台、右が大韓航空機撃墜事件の慰霊碑です。
サハリンから帰ってすぐ、対岸から眺めることができ、感無量でした。
2012年08月28日
ボロジノ(大東)諸島発見の教訓
ロシア文学研究の木村崇京大名誉教授がボロジノ(大東)諸島発見の教訓と言う報告。
ロシア軍艦ボロジノ号艦長が1820年に発見し、1853年にペリーが訪問したが、1900年沖縄県南大東島として開拓が始まった歴史的経緯を報告。
岩下明裕北海道大学スラブ研究センター教授がサポートし、報告は続く。
1812年ナポレオンをロシア軍が撃退したボロジノ合戦で鎮魂の意味を込めた無人島は、平和に日本領となり、八丈島の玉置半右衛門らが開拓を始めた。
領土問題で熱い議論の繰り返される今日、学ぶ所は多い。
2012年08月28日
日露戦争対馬沖海戦と上対馬島民の交流
午後の報告1本目、財部能成対馬市長が、「日露戦争の際の上対馬ヒューマンエピソードについて」と題して講演。
1905年5月28日(対馬沖海戦の翌日)、沈みゆくロシア艦船「ウラジミール・モノマフ号」生存者の救護とその後の交流について報告しました。
確かボロジノ級艦船であったはずよ。
2012年08月28日
JIBSNサハリンセミナー開催
境界地域交流ネットワークJAPAN(JIBSN)のサハリンセミナーが、自然豊かなユジノサハリンスク(旧樺太豊原)のメガパレス・ホテル最上階のホールで開催されています。
写真1は、会場からの眺め。
日本から、与那国町、竹富町、沖縄大学、五島市、対馬市、九州経済調査会、北九州大学など九州沖縄の自治体、研究機関はじめ、小笠原村、根室、稚内などの自治体関係者が、北海道大学スラブ研究センター関係者のご尽力により参加しました。
サハリン州政府はじめ地元関係者とともに、友好交流の維持促進のためにセミナーが行われています。
JIBSN会長の外間守吉与那国町長から、サハリン州代表者に記念品の贈呈。
小笠原村からは、石田副村長と湯村東京連絡事務所長が出席。
私が特に興味深く聞いたのは、みち銀サハリン支店長だったみちのくカムパニーリミテッド對馬雅弘代表取締役の支店時代と現在の活動報告、さらにサハリン州弁護士のイワン・ショカリフさんの報告でした。
2012年08月27日
2012年08月27日
2012年08月27日
2012年08月27日
2012年08月27日
宗仁引揚げの大久保慧さん
ロシアのBeelineに切り替わりました。
船内で、毎日新聞根室支局本間浩昭記者が、樺太墓参団の副団長の元教員大久保慧さん(80)に取材。
樺太西海岸最南端に近い宗仁(そうに)からの引揚げだとか。
島陰が見える宗谷管内で教員を続け、稚内市立南中学校長時代に南中ソーランを組織したとか。
ふるさとが偲べる場所で仕事を続けられたという話で、南洋群島引揚げのおじぃおばぁを思い出してしまいました。
2012年08月27日
2012年08月27日
2012年08月25日
稚内・サハリンセミナー始まる!
境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)
稚内・サハリンセミナープログラム開催へ!
これからの日本とロシアの境界(国境)地域の交流について考えます!
いよいよ,わが国の境界(国境)地域の自治体のリーダーと研究者が
稚内に集合,週明けには,サハリンへ渡ります!。
このような時期だからこそ,境界(国境)地域のみんなで隣国ロシアの
みなさんと勉強し,交流してきます。
境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)稚内・サハリンセミナープログラム
主催: 境界地域研究ネットワークJAPAN
北海道大学グローバルCOEプログラム「境界地域の拠点形成」
共催: 北海道大学スラブ研究センター 稚内市 稚内商工会議所
協力: 日本島嶼学会 稚内建設協会 北海道国際交流・協力総合センター 稚内日ロ経済交流協会
8月26日(日) 稚内セミナー
会場:T・ジョイ稚内(稚内駅隣接)
13:00~13:20 趣旨説明 DVD「JIBSN設立会議」上映
開会の挨拶
外間守吉(JIBSN代表幹事/与那国町長)
工藤 広(稚内市長)
13:30~14:45 ■第1部 海の境界をめぐる現状と課題
[報告Ⅰ]
山田吉彦(東海大学)/石田和彦(小笠原村副村長)
[報告Ⅱ]
高田俊誠(竹富町)/久保実(五島市)/西谷榮治(利尻町)
15:00~16:15 ■第2部 稚内から学ぶ境界交流
[報告Ⅰ]
佐藤秀志(稚内市)/今村光壹(稚内商工会議所)
[報告Ⅱ]
外間守吉(与那国町長)/伊賀敏治(対馬市)/加峯隆義(九州経済調査協会)
16:20~17:20 DVD「知られざる国境の島・小笠原」先行上映会
17:20~17:30 総括
財部能成(対馬市長)
18:30~20:30 懇親会 会場:副港市場「彩風亭」
8月28日(火) サハリンセミナー・ロシア側との意見交換会(通訳付き)
会場:メガパレスホテル
09:30~13:00 ■第1部「北海道とサハリンとの交流の現状と課題」
*挨拶 主催者挨拶
歓迎挨拶
*ロシア側報告
サハリン州/メディア・法律・大学関係者ほか
*日本側報告
北海道、稚内市などの各サハリン事務所ほか
質疑応答
14:00~16:30 ■第2部「周辺地域における交流と取組」
*ロシア側報告
稚内クラブ(サハリン)ほか
*日本側報告
竹富町/対馬市/大東島関係者ほか
質疑応答
18:00~ 懇親会 会場:ホテル内レストラン