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2011年02月11日

日本語NAVTEXとは

日本語NAVTEXとは
このたび海上保安庁水路部の提供する「日本語NAVTEX」をお気に入りに追加しました。

NAVTEXとは、Navigation Telex を略称したものです。
船舶にはNAVTEX受信機の搭載が義務付けられており、気象・航行・救難などの海上安全のための情報を放送し、これを船舶で自動受信するシステムを言います。

上のHPの「G.那覇海岸局」をクリックしますと、下のような画面が出てきます。

日本語NAVTEXとは

表の一番上の「11-0324 訓練試験 沖大東島付近、爆撃」をクリックしますと、さらに詳細な情報が出てきます。

日本語NAVTEXとは

NAVTEX
番号:11-0324    発表日時:2011年02月09日 13時

沖大東島付近、
爆撃、2月14日0000-17日2400、
24-28-15.3N 131-10-52.0E
を中心とする半径5海里の円内。

と書かれていますが、

沖大東島付近の海域で米軍の爆撃訓練、
2月14日00:00から17日24:00までの間、
北緯24度28分15.3秒、東経131度10分52.0秒
を中心とする半径5海里(1海里は1852メートル)の円内で実施。

と言う意味になります。

つまりは、民間商船や漁船は、この情報だけが頼りになるわけです。

ところで、吉澤直美さんから「2011年01月07日出てってほしい 1日も早く(地元紙で識るオキナワ)」
なる記事を紹介されたわけですが、この記事の元は、
「米軍、提供水域外で訓練 先月の日米統合演習 きょう「区域内」で爆撃訓練(沖縄タイムス2011年1月6日記事)」になります。

この報道で肝心なところは、抜き出した部分のアンダーラインのところです。

仲井真弘多知事は「公海の自由があるかもしれないが、逆に言えば漁業者にも自由がある。これだけの広大な制限水域を持っていながら、はみ出すのは理解不能。(日米両政府は)情報を早く提供し、迷惑を掛けてはいけない」と不快感を示した。

 沖大東島沖での訓練は5~6日と通報されたが、5日は実施していない。6日は艦載機のFA18ホーネット戦闘攻撃機などが爆撃を行うとみられる。さらに7~8日は沖縄本島東南約120キロのマイク・マイク訓練区域で実施する。

 在日米軍以外の部隊の訓練実施や、訓練区域をはみ出して爆撃訓練を行うとの通報、訓練実施直前の通報と異例の連続で日本政府も混乱した。

また、米側の当初の警報では、15日に尖閣諸島大正島でも訓練を実施するとの内容が含まれていたが、在日米海軍報道部は沖縄タイムスに対し、「通知が誤って送られたが、その通知はすでにキャンセルされた」と説明した。


つまり、NAVTEXの元の情報がうそだったら大変なわけです。

船舶の航行安全のお話です。
日本語NAVTEXにリンクする「地域航行警報検索」を見ますと、たとえば第一管区海上保安本部紋別海上保安署の
情報には、

NAVTEX
番号:11-0334    発表日時:2011年02月10日 21時

流氷情報、
オホーツク海、2月10日1400現在、
流氷域は北海道沿岸に接岸。

なんて季節の話題も出ていまして、それはそれで楽しいものです。


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