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2011年04月15日

名鉄名古屋タクシーの雇用契約

名古屋のブランド「名鉄グループ」の名鉄名古屋タクシー(名古屋市中川区・代表取締役三宅浩平)の労働条件に関するお話しです。

過去記事:2011年01月26日manaca買いたくないです!名鉄名古屋タクシー

このたび,組合員(ドライバー)が半年に一度の契約更新を迎えました。
会社として,従前から改めるつもりがないらしい問題点を2つ挙げておきます。

以下,契約書(見開き2ページ)を示しながら…
名鉄名古屋タクシーの雇用契約
その1・勤務時間
始業時刻午前7時30分~午後6時30分,休憩時間180分,所定時間外労働なし
となっています。
つまり,3時間もの休憩をドライバーさんに取らせるわけがないのに,残業代を支払わないという問題です。

名鉄名古屋タクシーの雇用契約
その2・賃金の問題
賃金条件は,基本給の代わりに特勤手当470円,そして,営業収入の47%
となります。
名古屋の最低賃金は,745円ですから,
8時間働くと,
  745X8=5960円です。
そこから逆算すると,
 5960-470=5490円
この5490円を47%で割ると
 5490÷0.47=11681円
になります。
11680円を超える売り上げがないと,最低賃金を下回るということになります。
車を使わせているのは,名鉄タクシーだ!180分の休憩を取るのも取らないのも自由だ!という
魂胆が見え隠れしているように思われてなりません。
祈!安全運転!


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Posted by bonin at 22:42│Comments(0)労働組合
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