2014年10月16日
おが丸船内事故調査報告書に学ぶ
おがさわら丸船内事故に学ぶ
2014年台風19号の影響下で運航された14日父島発東京行きの
航海も大変厳しく辛いものであったことと思います。
さて、2010年台風12号の近づく中、おがさわら丸船内でけが人の出る
事故が発生、けが人は三宅島付近で海猿のみなさんに救助された
ことは小笠原関係者の記憶に新しいところです。
おがさわら丸で急患救援 リアル海猿活躍をUst&twitter中継
動画・船内の様子(おがさわら丸を台風12号が直撃!)
この事故に関し,国土交通省運輸安全委員会は,船舶事故調査報告書を
2011年04月22日に公表しています。
貨客船おがさわら丸旅客負傷事故
2010年09月25日
東京都八丈町八丈島南南東方沖
八丈島灯台から真方位154°55海里(M)付近で発生
調査の結果を見ますと,相当のローリング,ピッチングの中,早朝に用便を
済ませた乗客が転倒し,受傷したようです。
おが丸に慣れた皆さんならお分かりでしょうが,先に引用した動画のとおり,
無重力状態が起きたりしていた中,スリッパで歩いていたことも怪我の原因で
あったかもしれません。
世界遺産登録ののち,慣れない乗客が増えています。
ぜひ注意していただきたいものです。
Posted by bonin at 04:22│Comments(0)
│小笠原資料
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