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2010年10月21日

軍事郵便貯金への給与預入

国立公文書館の資料を探していましたら,軍事郵便貯金に軍が給与預入をしていた様子が伺える資料を見つけました。
まず一つは,そのものずばりの海軍軍用郵便所から発出された「乗員送金原簿」と題する預入票つづり
軍事郵便貯金への給与預入
簿冊標題 〔預金預簿〕
階層 公文書>*内閣・総理府>米国から返還された公文書>〔返赤・旧陸海軍関係〕
請求番号 本館-3A-014-00・返赤22002000
作成部局 海軍省「鑑いる」(乗員送金原簿)
マイクロフィルム リール番号:003800、開始コマ:0022
年月日 昭和17年10月10日 - 昭和17年10月31日

軍事郵便貯金への給与預入
途中のページを見ると,苗字だけの郵便貯金の預入票です。
混入経理が起きないほうが不思議です。


軍事郵便貯金への給与預入
一方,こちらは陸軍省第1陸軍技術研究所の貯金原簿
簿冊標題 貯金原簿
階層 公文書>*内閣・総理府>米国から返還された公文書>〔返赤・旧陸海軍関係〕
請求番号 本館-3A-014-00・返赤51001000
作成部局 陸軍省第1陸軍技術研究所
マイクロフィルム リール番号:009600、開始コマ:0506
年月日 昭和20年 - 昭和20年

軍事郵便貯金への給与預入
各名の左に通常貯金の記番号が記されています。
給与が通帳に入れられていたことが良くわかります。
ちなみに,この原簿は,敗戦前の1945年7月度で閉鎖されています。


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